ファイル共有ソフト「Winny」を開発した金子勇さんが著作権法違反ほう助罪に問われた裁判で、最高裁判所は12月19日付で、有罪を求めていた検察側の上告を棄却しました。これにより、金子さんの無罪が確定する見通しです。裁判所の公式サイトでは、この裁判の判決文を公開しています。 ▽ 平成21(あ)1900 著作権法違反幇助被告事件 平成23年12月19日 最高裁判所第三小法廷 決定 棄却 大阪高等裁判所(PDF) ▽ http://www.asahi.com/national/update/1220/TKY201112200350.html 金子さんは、匿名性などを兼ね備えたファイル共有ソフトの技術的な検証をするため、2002年にWinnyを開発し、ネット上で公開しました。しかし、2003年にWinnyの利用者が著作権侵害などの罪で逮捕されたことから、Winnyの公開や提供が著作権法違反罪の