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ブックマーク / www.kyoto-u.ac.jp (22)

  • 前言語期の10ヶ月の乳児が苦境にある他者へ同情的態度を示すことを発見

    鹿子木康弘(かなこぎ やすひろ) 教育学研究科特定助教(当時は文学研究科大学院生)、奥村優子 文学研究科博士課程3回生、板倉昭二 同教授、井上康之 電気通信大学特任助教(当時は豊橋技術科学大学)、北崎充晃 豊橋技術科学大学准教授らのグループは、共同研究において、前言語期にある10ヶ月の乳児が苦境にある他者に対して、原初的な同情的態度をとることを発見しました。 研究成果は、米国科学誌「PLoS ONE」誌に掲載されました。 概要  研究グループは、幾何学図形のアニメーションを用いて、犠牲者と攻撃者の相互作用を乳児に見せ、犠牲者と攻撃者の図形やその実物を対にして提示した際に乳児がそれらの役割を区別し、犠牲者である幾何学図形に対する注視や、その実物に対する接近がみられるかどうかを検証しました。 その結果、乳児は攻撃者よりも犠牲者に対して選択的な接近行動を示しました。また幾何学図形の相互作用に

    前言語期の10ヶ月の乳児が苦境にある他者へ同情的態度を示すことを発見
    cohal
    cohal 2013/06/13
  • 日本人正常新生児にはビタミンD欠乏症が高頻度に見られ、母乳栄養児で特に改善が遅れる

    依藤 亨 医学研究科講師(発達小児科学)らの研究グループは、わが国の正常新生児に潜在性のビタミンD欠乏症が非常に多いことを明らかにするとともに、今回の研究で特に母乳栄養児ではビタミンD欠乏の改善が遅れることを明らかにしました。 発表論文 Craniotabes in normal newborns; the earliest sign of subclinical vitamin D deficiency. The Journal of Clinical Endocrinology and Metabolism 4月掲載予定論文の要旨 ビタミンDは、骨・カルシウム代謝に重要なビタミンで不足するとくる病(骨の変形、骨折)や低カルシウム血症によるけいれんなどをおこします。また、最近はビタミンDの骨外作用も注目されており、欠乏状態にある人では悪性腫瘍や神経系の難治疾患の発症頻度が高いことが報告さ

    日本人正常新生児にはビタミンD欠乏症が高頻度に見られ、母乳栄養児で特に改善が遅れる