自衛隊鳥取地方協力本部(鳥取市)に、美少女キャラクターが誕生した。米子市の学生がデザインし、自衛隊が監修した公式の「萌(も)えキャラ」だ。お堅いイメージがつきまとう自衛隊を身近に感じてもらおうと、約半年かけて制作した。 ◆「親しみもって」陸空海1人ずつ キャラクターは、陸上、海上、航空の3人の女性自衛官がモデル。県内にある協力本部や地域事務所の住所にちなみ、それぞれ富安さくら、山根七海(なな・み)、西福原飛鳥(にし・ふく・ばら・あすか)と名づけられた。 デザインしたのは、「ぱちこ」というペンネームでイラストを描く米子市の女子学生。制服の色や形は協力本部が監修し、細部までこだわった。 設定も細かく、階級や趣味、特技に加え、身長、体重まで決めた。さらに、それぞれにイメージがあり、富安さくらは正義感あふれ活発、山根七海は無邪気で積極的、西福原飛鳥は凜(りん)として知的。3人は防衛大を同期