Last Updated 2011/09/21 データバインディングは WPF のもっとも重要なトピックの一つですが、直感的に理解することはかなり難しいと思います。このページではデータバインディングの具体的な例を挙げて、実務的な解説を試みます。 なお、記事中に出てくる個々のクラスのプロパティやメソッドの詳細については、WPF クラスライブラリリファレンスを参照してください。 WPF はデータドリブン型のプログラミングスタイルを採用しています。これを一言で言うと、プロパティの変化をとらえて何らかの動作をしようとするものです。従来の Windows アプリケーションでは当然のようにコードで実装するところを WPF アプリケーションでは XAML コードだけで実現可能にするという特徴があります。このときに重要な役割を果たすのでデータバインディングです。 Microsoft は XAML コードで