無農薬ブルーベリーを育てる世田谷・宍戸園は、養蜂も行っています。 宍戸園では現在18群の養蜂箱があります。養蜂を行うシーズンは、花が咲き始める4月から咲き終わる9月くらいまで。他の養蜂家は、花の開花にあわせて、日本列島を南から北まで旅をしながら密を採取している人も多いそうですが、宍戸園の蜂たちは定住型。 養蜂箱には1箱に平均30.000~40.000匹の蜂が住み、蜜をあつめています。宍戸園にはスズメやツバメなどの小鳥たちもたくさんやってくるので、空中でつかまってしまう蜂も結構いるんだとか。 「それも自然のサイクルですからね」とご主人の宍戸さんは鳥たちを眺めました。 通常ミツバチは、巣の半径2km以内の蜜を集めると言われています。宍戸園に住むミツバチたちは、園内のたくさんのブルーベリーの花はもちろん、近所のお宅のベランダに咲いている花からも、蜜をせっせと運んでいるのかもしれません。もし