捕鯨を巡る国際世論 質問をクリックすると回答が表示されます。 ICJ判決が出たにもかかわらず、日本はなぜ調査捕鯨を続けたのですか? 2010年5月、オーストラリアは日本が行っている第二期南極海鯨類捕獲調査(JARPA2)が国際捕鯨取締条約に違反しているとして、国際司法裁判所(ICJ)に提訴しました。2014年3月、ICJは以下を要点とする判決を出しました。 JARPA2は、調査の計画及び実施が調査目的を達成するために合理的なものと立証されておらず、 国際捕鯨取締条約第8条1に規定する科学目的の調査とは言えない。 日本は、将来、第8条1に基づく許可証の発給の可能性を検討する際は、この判決に含まれている理由付けと結論を考慮することが期待される。 一方で、判決は日本側の主張を踏まえた上で以下の点を指摘しました。 国際捕鯨取締条約の目的の一つが鯨類資源の持続可能な利用であること JARPA2の活動