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ブックマーク / tsukimori.hatenadiary.org (1)

  • 「ぼくらの」をギャルゲー的に読み解いてみる*1 - 森の路はずれ(避難所)

    自分は父親を知らない。それは、母親が性風俗の仕事をしているときに身篭った子供だからかもしれないという疑い。大好きな母のことを思い、そんな不審は拭いたくて仕方がないけれども、周囲からの嫌がらせもあり、母親を信じきれない。それは自分が悪い子だからだと思い込み、半井摩子は常に模範的であろうとしてきた。「全体の奉仕者」「人の役に立つ」とか、「私は、私の義務を果たします」など、宗教者染みた生真面目さで、(自分のことに関する限り)淡々とした台詞が印象に残っていた彼女が、Zearthのパイロットに選ばれて、死を前にしたからこそ踏み込める、無茶すぎる行動を通して当の母親の姿を知り、ついにわかりあう。(第10話「仲間」) 「そうだった。いつもいつも、模範的である必要はないんだった」 半井摩子はそう呟いて、Zearthの腕を自ら切り離す。 「自分に責任を取れるのなら、それを使ってもかまわない」 そして、短く

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