映画「太陽がいっぱい」などに主演し、世界的な二枚目俳優として日本でも大勢のファンを獲得したアラン・ドロンさんが、高齢を理由に近く引退する意向を表明しました。 この中で、現在81歳のドロンさんは、「この年になり、もう終わりにする。人生の終わりではないが、キャリアの終わりだ」と語ったということです。 ドロンさんは、1960年に公開されたルネ・クレマン監督の映画「太陽がいっぱい」で、自分が殺害した男性に成り済まして完全犯罪をたくらむ主人公を好演して世界的なスターとなりました。 さらに「若者のすべて」や「冒険者たち」など多くの映画で主演を務めたほか、テレビドラマや舞台などでも活躍し、端正な顔だちや演技でのしぐさなどから、二枚目俳優として日本でも大勢のファンを獲得しました。 ドロンさんは、このあと映画と演劇にそれぞれ1本ずつ出演してから引退する意向だということです。
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