Ampersand(アンパーサンド)における「et」の痕跡 - 記憶の彼方へ アンパサンド(ampersand, &)の形についての、上の記事を読んだ。アンパサンドは「et」のリガチャ(合字)だが、その「et」からどのようにして「&」のような形になったのだろうか。 "&"(アンパサンド)の正しい書き順: 極東ブログ この記事は「&の書き順を教えて下さい」という質問に関するものだが、「普通の英米人は “&” の形状を使わない」など、いろいろとおもしろいことが書かれている。ただ、「&」のつくりについてちょっと気になった。 つい最近ヤン・チヒョルト(Jan Tschichold, 1902–74)の『&記号の変遷』*1という小冊子を読んだので、これを基にして(というか、これを信頼しきって)et → & の変化をごく大雑把にまとめてみる。アンパサンドについて簡単に解説されている Adobe のペー
![et―アンパサンドの変遷と構造 - しろもじメモランダム](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f381859b68699d607e7cd2515e5ba53783d5ab78/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fm%2Fmashabow%2F20080226%2F20080226032338.png)