HTMLはdivたった一つ、あとはCSSをコピペするだけで約580種類のローダーを実装できるCSS Loadersを紹介します。 ローダーは、バーやドットのシンプルなアニメーションから他ではあまり見ない面白いものまであり、ローダーを探すときはここをチェックすることをお勧めします。ローダーが不要な人でもCSSアニメーションを楽しめると思います。

イラストを描くときや写真のシャドウではハイライトが非常に重要ですが、CSSのシャドウでこの発想は抜けていました。 テキストにCSSでシャドウを設定するときに、上部に1,2pxのハイライトを加えると、よりリアルで美しいシャドウになる実装テクニックを紹介します。 まずは、デモで実際のシャドウをご覧ください。 上部に2pxのハイライトを設定しています。 See the Pen highlight compliment to a text-shadow effect by coliss (@coliss) on CodePen. シャドウとハイライトのCSSは、下記の通りです。 カラーがoklch()で設定されていますが、hex値でも大丈夫です。ポイントは通常のシャドウと一緒にハイライト用のtext-shadowを上部に設定することです。 .highlighted-text-shadow { :r
CSSの進化は速く、ここ1,2年はさらに速くなりましたね。その要因の一つがIEのサポート終了で、現在はエバーグリーンのブラウザ(自動で最新版にアップデートするブラウザ)となり、モダンCSSの機能がたくさん使用できるようになりました。 2023年、CSSの現状調査をおこなった結果をまとめた「State of CSS 2023」を紹介します。今年は例年より早いですね。 State of CSS 2023 State of CSS 2023は、State of CSSでおこなわれたアンケートの調査結果(9,190人分)をまとめたものです。 まずは、アンケートに回答された人の属性。 世界中の人がアンケートに参加しており、日本人も参加しています。年齢は25-44才が多く、性別は男性が多めです。
先日の記事で、CSSでの実装が大きく変わる! Scroll-driven Animations スクロールをトリガーにしたアニメーションを実装する方法を紹介しました。Chrome 115から実装された新機能ですが、ネックはSafariのサポートだと思います。 Scroll-driven Animationsの仕様で定義されているScrollTimelineとViewTimelineのポリフィルがリリースされ、これでSafariでも動作します。 Scroll-timeline Polyfill -GitHub まずは、Scroll-driven Animationsの簡単な紹介を。 スクロールをトリガーにしたアニメーションは、最近のWebサイトでよく見かけます。Appleの新製品ページもスクロールをトリガーに要素をアニメーションで表示しますね。 実装にはJavaScriptを使用したり、かな
今年もCSSの進化が止まりません! 先日紹介した表示・非表示をdisplayプロパティでアニメーションできるようになったり、スクロールをトリガーにしたアニメーションなど、新機能が登場しました。 今まではJavaScriptや複雑なCSSを使用しないと実装できなかった、スムーズなアニメーションを実現するCSSの4つの新しい機能を紹介します。 Four new CSS features for smooth entry and exit animations by Una Kravets, Joey Arhar 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※元サイト様のライセンスに基づいて翻訳しています。基づいてというのは、貢献部分に関して同ライセンスも含みます。 はじめに displayをキーフレームでアニメーションさせる 個別プロパティのトランジションを可能にする 最上位レイヤーとの間で要素をア
CSSでこの機能を待ち望んでいた人もいると思います。 セレクタの適用範囲を設定できる@scopeがいよいよChromeでサポートされます。@scopeの基礎知識と使い方を紹介します。 たとえば、下記のHTMLにはimgが2つあります。@scopeを使用すると、1つ目の.media-object直下のimgにのみスタイルを適用できます。.content内のimgはターゲットにされません。 A quick introduction to CSS @scope by Bramus! 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。 はじめに CSS @scopeがなぜ必要なのか CSSカスケードの仕組み CSS @scopeの基本的な使い方 @scopeのさらに優れた使い方 はじめに CSSの@scopeについてご存じですか? @sco
カードやパネルの外側と内側に角丸を使用したときに、なんだかバランスが悪いなと思ったことはありませんか? 角丸を二重にするときに外側の角丸と内側の角丸の値を同じに設定すると、内側の方がすこし大きく見えて、不格好になってしまいます。 外側の角丸と内側の角丸を美しいバランスで実装する相対角丸のテクニックを紹介します。 まずは、ネストされた角丸を美しいバランスで実装したデモをご覧ください。 See the Pen Inner Radius Design Tip with CSS Custom Properties by coliss (@coliss) on CodePen. 外側の角丸と内側の角丸を美しいバランスで実装するポイントは、「外側の半径 = 内側の半径 + パディング」に設定することです。こうすることで、外側の角丸と内側の角丸の中心点が同じになり、美しいバランスになります。 ちなみに、
先日リリースされたChrome 116 デベロッパーツールの新機能で、正常に読み込まれなかったスタイルシートを簡単にデバッグできるようにするための多くの改良が加えられました。 What's New in DevTools (Chrome 116) 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※元サイト様のライセンスに基づいて翻訳しています。基づいてというのは、貢献部分に関して同ライセンスも含みます。 正常に読み込まれなかったスタイルシートのデバッグ 正常に読み込まれなかったスタイルシートのデバッグ Chrome 116のデベロッパーツールでは、欠落しているスタイルシートの問題をより迅速に特定し、デバッグできるようにするために多くの改良を加えました。 「ソース」>「ページ」ツリーで、正常に読み込まれたスタイルシートのみが表示されるようになり、混乱が最小限に抑えられます。 「ソース」>「エディタ」で
画像をホバーしたときにテキストを重ねたり、ボーダーをアニメーションさせたり、拡大表示させたり、さまざまなエフェクトを簡単に実装できるCSSの超軽量(2Kb)ライブラリを紹介します。 HTMLにclassを与える簡単実装。エフェクトは組み合わせることも可能で、オーバーレイやテキストやボーダーなどを自由に組み合わせて実装することができます。 Izmir Izmir -GitHub Izmirの特徴 Izmirの使い方 Izmirのカスタマイズ Izmirの特徴 Izmirは、画像をホバーしたときのさまざまなエフェクトを簡単に実装できるCSSのライブラリです。エフェクト用のclassはかなりの数が用意されており、HTMLにclassを追加するだけで、完璧なホバーエフェクトを実装できます。 MITライセンスで、商用プロジェクトでも無料で利用できます。 Izmir 主な特徴は、下記の通り。 エフェク
CSS Flexboxのこのバグに悩んだ人もいると思います。 リスト要素をFlexboxで複数列に配置し、ulにborderを適用したのに、ボーダーが全体を囲まないバグが8年越しにようやく修正されます。 左: バグ、右: 期待する表示 まずは、そのバグが確認できるデモをご覧ください。 すべてのアイテムはul内のliで実装されており、CSSでulにborder: 1px solid red;を設定しています。 しかし、ボーダーはリスト全体ではなく左端の1列のみに適用されます。このバグは現在、Chrome, Safari, Firefoxで確認できます。 参考: Issue 507397 ※上記ではEdge(non chromium version)は期待通りに表示されるとあり、Edge 115(chromium version)ではバグで表示されます。 See the Pen "flex-f
CSSの@font-faceで見慣れない構文があるなと思ったら、どうやら新しい構文がChrome, Edge, Safari, Firefoxの各ブラウザにサポートされていました。 CSSの@font-faceに使用する新しい構文の基礎知識と使い方を紹介します。 The new @font-face syntax by Ollie Williams 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。 @font-faceの新しい構文のブラウザサポート @font-faceによる可変フォントの使用方法 tech()によるカラーフォントの使用方法 @supportsでも同等の機能が使用できる @font-faceの新しい構文のブラウザサポート CSSの@font-faceの新しい構文は、Safai 17(次のバージョンアップ), Fir
Bento UIとはパネルがお弁当箱のように配置されており、各パネルをクリックすると伸び縮みしながら配置が入れ替わるUIです。最近のWebサイトやスマホアプリでもよく見かけるようになりました。そんなBento UIをView Transitions APIを使用して実装されたデモを紹介します。 一昔前なら実装は面倒でしたが、Chrome 111から利用できるView Transitions APIにより簡単に実装できるようになりました。 Rediento -Bento Radio Group Carousel thing 実装にはChrome 111で実装されたView Transitions APIが使用されており、2つの状態間のアニメーションを作成しながら、1ステップでDOMを簡単に変更できます。 各パネルは、CSS Gridでレイアウト。 positionはなし。 ビジュアルのトラン
2023年もCSSの新しい機能が続々とリリースされ、進化が早いですね。魅力的な新機能を使用するときに気になるのが、ブラウザのサポートです。 ブラウザがその機能をサポートしているかチェックし、判別するクラスを付与してくれるといえば、Modernizrですが、その更新はストップしています。 そんなModernizrに代わる、モダンCSSに対応したスクリプト、SupportsCSSを紹介します。@containerも@layerも:has()もsubgridもcolor-mix()にも対応しています。 SupportsCSS SupportsCSS -GitHub SupportsCSSはModernizrにインスパイアされたスクリプトで、モダンCSSに使用されるセレクタ・機能・@ルールなどのサポートをライブ検出できます。 CSSの@supportsもサポートしている機能を検出できますが、Sup
レスポンブ対応のフォントサイズをCSSで設定するには、CSSのclamp()関数が便利です。clamp()関数は最大値と最小値の2つの値の間をクランプし、レスポンシブ対応の流体フォントサイズを設定できます。 CSSのclamp()関数を使用し、スクリーンサイズに合わせて最適化される流体フォントサイズのCSSを簡単に生成できるツールを紹介します。 Fluid Type Scale Calculator Fluid Type Scale Calculator -GitHub Fluid Type Scale Calculatorの特徴 Fluid Type Scale Calculatorの使い方 Fluid Type Scale Calculatorの特徴 Fluid Type Scale Calculatorはclamp()関数を使用した流体フォントサイズのCSSを生成できるツールです。
CSSの解説書というと、通常はWebサイトやスマホアプリを実装するための知識やテクニックですが、今回は『CSSによる本作り』の解説書を紹介します。 原稿の執筆から、本のデザインやレイアウト、データ入稿まで、CSSを活用した本作りのやり方を徹底解説した解説書です。 表紙に「未知の表現力!」とあるように、CSSでこんなこともできるのかと驚きの連続でした。 本書は技術書で評判が高いリブロワークスさんの最新刊。当ブログでもVS Codeの解説書やJavaScriptの解説書を紹介しましたが、今回はCSSによる組版、本作りの解説書です。 マークダウンで原稿を執筆し、それをCSSでレイアウトし、本に仕上げます。本はWeb上でも書籍にもでき、本書自体もCSSで作成されています。
まもなくリリースされるChrome 115で実装されるScroll-driven Animationsにより、スクロールをトリガーにしたアニメーションの実装方法が大きく変わります。 スクロールすると要素がアニメーションで表示されたり、スクロール量で変化するインジケーター、背景が変化するパララックスなど、実装がそれなりに手間がかかりましたが、数行のコードで実装できるようになります。スクロールをトリガーにしたアニメーションを実装するこれからの方法を紹介します。 Animate elements on scroll with Scroll-driven animations by Bramus 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※元サイト様のライセンスに基づいて翻訳しています。基づいてというのは、貢献部分が同ライセンスも含みます。 はじめに Webのアニメーション、ちょっとだけおさらい アニ
直感的なインターフェイスで、CSSのbox-shadowを使用した複雑で美しいシャドウを簡単に作成できるツールを紹介します。 シャドウはさまざまなパラメータで正確に調整でき、リアルタイムにシャドウの見た目とCSSのコードが生成されます。CSSの初心者でも経験豊富な人にとっても便利だと思います。 boxshadows.xyz boxshadows.xyzとは boxshadows.xyzの使い方 boxshadows.xyzとは boxshadows.xyzは直感的なインターフェイスで、レイヤー化された複雑なシャドウを正確に、そして簡単に作成できるオンラインツールです。シャドウのタイプ、シャドウのぼかしと広がり、オフセットの調整など、さまざまなパラメータを調整しながらリアルタイムにシャドウを確認しながら作成できます。
テキストが複数行のときに、行ごとの文字数を同じにしてバランスを自動調整するCSSの新機能「text-wrap: balance;」が、Chromeでサポートされました。 日本語だと複数行の文字数を同じにしたいということは少ないと思いますが、見出しやコピーなどで文字数を揃えたいときに使えます。まぁ使ってもかなりピンポイントになるでしょう。 text-wrap: balance;の基礎知識と使い方、注意点を紹介します。 CSS text-wrap: balance by Adam Argyle 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※元サイト様のライセンスに基づいて翻訳しています。基づいてというのは、貢献部分に関して同ライセンスも含みます。 text-wrap: balance;とは テキストのバランスを見つける 制限事項 ブラウザが使用している技術の簡単な説明 text-wrap: bala
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