館山びっくりプロ1号!22年ぶり投手初回弾 <横・ヤ>1回2死一、三塁、中越え3ランを放ち、ベースを1周するヤクルト・館山 Photo By スポニチ 【ヤクルト16−4横浜】復帰マウンドより復帰アーチの方が先だった。ダイヤモンドを1周したヤクルトの館山は浮かれることなく気持ちを引き締めた。 「打ってベンチに戻って、大家さんでも初回に8点取られるんだと思った。投手として怖い心境になった。マウンドで一人一人打ち取っていこうと心がけました」 6月23日の巨人戦(神宮)で右足薬指を疲労骨折して以来の実戦。初回2死一、三塁、マウンドよりも先に打席に立つと、初球の140キロ直球を中越えに叩き込むプロ1号3ラン。初回に投手が本塁打を放つのは22年ぶりの珍事。「流れの中で振っていこうと思っていた」と苦笑いだ。 「本業」では13安打を浴びるも、150キロを超す直球とスライダーを軸に7回3失点。負傷した
西武が23日、自宅謹慎中の大久保博元・前2軍打撃コーチ(43)に現場復帰させない方針を固めた。球団は、同コーチがルーキー雄星投手(19)に体罰的な指導があったという報告を受けて調査を開始。2軍コーチスタッフに対して若獅子寮で事情聴取を行い、正午からスタートして午後9時すぎまでかかった。寮に立ち寄った工藤にもヒアリング調査が行われ「今日話せることはないよ」と言うにとどめたが、事実解明へ本格的に動きだした。 関係者の話を総合すると、7月上旬、同コーチが反抗的な態度をとった雄星を呼び出し、注意する際に胸ぐらをつかむなどした。殴ってはいなかったという。前田球団本部長は「耳にしたのは最近です。疑惑のあるコーチが、いま指導するのは適切でないと判断した」と説明した。 両者は打撃コーチと投手という関係だが、早朝練習(アーリーワーク)を行うメンバーで結成した「アーリー会」で師弟関係にあった。自主参加でも遅刻
高田監督、涙の辞任「途中で投げ出して申し訳ない」 <ヤ・楽>ベンチで顔を覆う高田監督 Photo By スポニチ ヤクルトの高田繁監督(64)が26日、成績不振の責任を取って辞任した。楽天戦に2―3で敗れて9連敗を喫した後、鈴木正オーナー代行兼球団社長(68)と緊急会談。辞意を申し入れて了承された。同監督は今季が3年契約の最終年。ここまで借金19でセ・リーグ最下位に低迷。20日に球団に一度は辞意を伝えていたが、慰留されて翻意していた。 【試合結果】 クラブハウスから球場内の会見場へ向かう高田監督に、ファンから「高田コール」が送られた。覚悟を決めた背中に浴びせるバ声はない。帽子を取った指揮官は目に涙を浮かべた。 「ユニホームを脱ぎたいと話して了解を得ました。これまでも球団の方に頑張れと言っていただき、頑張ってきましたが、監督の進退でにぎわすようなことがあれば選手が野球に集中できない。決断す
要請受諾わずか2日後…高田監督、途中休養をを示唆 <ロ・ヤ>ヤクルト・高田監督はベンチで複雑な表情を浮かべる Photo By スポニチ 最下位に低迷するヤクルトの高田繁監督(64)が22日、成績不振による途中休養を視野に入れていることを示唆した。この日のロッテ戦に大敗したことで、自身の去就についての方向性に変化が表れた。20日に球団側から体制継続を要請され受諾して以降も2連敗。球団側は打撃部門の指導役に伊勢孝夫氏(65)の招へいを決めたが、23日の日本ハム戦(神宮)で自力優勝が消滅する可能性もあり、予断を許さない状況だ。 【試合結果】 記録的大敗のショックは大きかった。高田監督は試合後に「休養しないという考えに変わりはないか」という質問に対し、「あの時(20日)はそう言ったけれど、ずっとこういう状態ならこのままでいいと思っていない。兆しも見えないで、ずっとこのままじゃあね」と話し、今後の
記録止まった…金本「勝つために外れます」 <横・神>スタメンをはずれた金本はベンチから試合を見守る Photo By スポニチ 【阪神8―4横浜】止まった――。阪神の金本知憲外野手(42)が18日、横浜5回戦(横浜)で先発メンバーを外れ、99年7月21日の阪神戦(甲子園)から続いていたプロ野球記録の連続試合フルイニング出場が1492試合(1万3686回)でストップした。今季も開幕から4番・左翼でフル出場も、右肩痛の影響もあって前日まで打率・167と低迷。鉄人は自ら決断し、偉大な大記録にピリオドを打った。 続けることは苦難の道だった。その記録を自らストップさせることも、身を切られるような決断だった。ベンチで迎えた勝利の瞬間。勝つために身を引いた金本は、その味を静かにかみしめた。 「(欠場は自分から首脳陣に)直接言った。これ以上出てもチームに迷惑を掛ける。特にピッチャーに迷惑を掛ける。あのス
乱闘誘発!?「幕張のゴジラ」神戸、大はしゃぎ弾! 初回、右中間3ランを放ち飛び上がりながら喜ぶ神戸(右) Photo By スポニチ 【ロッテ8−3西武】急きょ出てきた「ゴジラ」がバットから火を噴いた。3点先行の初回1死一、三塁。福浦が自打球を右ひざ内側に当てて退場し、1ストライク1ボールから代打で登場したのは4年目の神戸だった。フルカウントから138キロ直球を右中間席へぶち込み、雄叫びを上げながら何度も両手を突き上げた。 「興奮して何が何だか分からない」。ベンチ前で手荒い祝福を受けると、直後にインリン・オブ・ジョイトイのM字開脚ポーズ。そして右翼席へガッツポーズだ。 しかし、はしゃぎすぎた。3回の第2打席は2ボールから涌井が投じた3球目が右すね付近への死球。報復と見た金森打撃兼野手チーフコーチが激怒して捕手・細川に詰め寄り、両軍ナインが本塁上でもみ合いに。さらに8回には井口が死球を受け
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