BusinessWeek誌の「Mistakes Made On The Road To Innovation」という記事が面白い。 カメラ・フィルムなどで世界的なブランドのコダックが、この夏、デジタルカメラ事業からの撤退を発表した。 デジタルカメラ事業は、2005年のデータでは、コダックは全米No.1、それが今年の1月-3月期には3位に転落。 撤退を決めたのは、従来フィルム事業の落ち込みが予想以上に激しく、新しい柱になるはずだったデジタルカメラ事業が思ったように伸びなかったことによるという。 一時は、本気で、世の中のデジタル移行の趨勢を遅くさせるための施策の実行まで考えていたというコダック。 コモディティ化が激しいデジタルカメラ事業を続けても、自社の強みを生かすことはできない、と判断したようだ。 代わりに、軸足を移そうとしているのが、イメージングサービス。アップルのiTunesのように、イ