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ブックマーク / www.nli-research.co.jp (2)

  • 医療制度論議における「かかりつけ医」の意味を問い直す-コロナ対応、オンライン診療などで問われる機能

    ■要旨 近年、医療制度改革を巡る議論で、「かかりつけ医」という言葉を頻繁に見掛けるようになった。例えば、新型コロナウイルスへの対応では、かかりつけ医への発熱相談などで、かかりつけ医の重要性が意識されたほか、オンライン診療を初診から認める特例の継続、外来医療の明確化などの文脈でも、かかりつけ医がクローズアップされている。 しかし、かかりつけ医は必ずしも制度的に位置づけられた単語ではなく、その意味は曖昧である。稿は新型コロナウイルスへの対応やオンライン診療、外来機能の明確化など4つの論議で、「かかりつけ医」という言葉がクローズアップされている点を踏まえた上で、その機能や役割が曖昧な点を考察する。 さらに、かかりつけ医の制度的な位置付けが曖昧になっている背景として、30年ほど前の議論を振り返る。その上で、かかりつけ医を制度化しているイギリスやフランスの事例などを参考にしつつ、患者にとっての「医

    医療制度論議における「かかりつけ医」の意味を問い直す-コロナ対応、オンライン診療などで問われる機能
    cometlog
    cometlog 2021/08/17
  • 総合診療医の養成-かかりつけ医の配置は、順調に進むか?

    ■要旨 日では、少子高齢化が進行する中で、高齢者への医療・介護の提供の枠組みが整備されつつある。その際、極めて重要な点は、地域医療を担う、総合診療医の養成であろう。 総合診療医は、2017年より研修が始まり、養成が進められる予定である。 稿では、日の医師の現状を俯瞰し、その上で、総合診療医の養成について見ていくこととする。 ■目次 1――はじめに 2――日の医師の現状 1|医師数は、徐々に増加している 2|複数の診療科を標榜する、小児科医や産婦人科医は減少している 3|診療所では、50歳代をピークに、多くの高齢の医師が活躍している 4|大都市と過疎地域の間では、医師の偏在が見られる 3――今後不可欠となる総合診療医 1|総合診療医は、全人的な医療を行うことが求められる 2|総合診療医の研修には、ありとあらゆる医療技術や、地域医療の経験が組み込まれている 4――総合診療医を養成する上

    総合診療医の養成-かかりつけ医の配置は、順調に進むか?
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    cometlog 2016/05/03
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