パナソニックがコケの特性に合わせて作動するロボットを開発。表面がコケに覆われ、湿気を感知してみずから移動したり、照明の明るさを変えたりする仕組み。現時点で市販の予定はなく、同社の関連施設で展示する。 パナソニックは6日、コケの特性に合わせて作動するロボットや照明制御装置などの試作品を開発したと発表した。表面がコケに覆われ、湿気を感知してみずから移動したり、照明の明るさを変えたりする仕組みで、暮らしの中で「生物との共生」を体感できるという。現時点で市販の予定はなく、同社の関連施設で展示する。 開発したのはロボット「UMOZ」(ウモズ)と照明制御装置「MOSS Interfase」(モスインターフェース)。 ウモズは表面にコケを生やした丸いデザインで高さは約14cm。6本足で移動し、霧吹きで水が噴射されるとセンサーで湿度を感知して近付く他、表面に生やしたコケが好む環境に合わせて光に近付いたり、