6回に渡って問題解決の流れとポイントを解説してきた。最終回では,案件の受注を左右する顧客企業へのプレゼンテーション手法を解説する。「必然性」,「効用」,「実現可能性」という提言メッセージの組み立て方を学ぶ。 土井 哲/インヴィニオ 代表取締役 問題解決のステップは通常,(1)問題の認識→(2)重要問題の特定→(3)問題の構造分析→(4)改善目標の設定→(5)解決策の立案→(6)計画と実行→(7)効果の評価と軌道修正→という順に進む。前回は(6)の計画と実行ステップで,顧客企業(クライアント)の現場を動かすことが可能な計画の立て方をまず解説した。さらに,(7)効果の評価と軌道修正についても簡単に触れた。 最終回は(6)の計画と実行に戻り,計画を立てたあとに行う,顧客企業の経営層への提案について詳しく解説する。顧客企業全体を組織的に動かすためには経営層を説得しなければならない。ここで,システム
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