Googleのインフラ担当副社長であるエリック・ブリュワー氏が、クラウドベースのデータセンターに向いたハードディスクドライブについて述べている(英語版・抄訳)。この中でブリュワー氏は、ローマの戦車の幅が現代の鉄道線路の幅になっている(と言われる)例を挙げて、PCに3.5インチフロッピーディスクドライブ(FDD)が搭載されていた時代の名残りから、現在の3.5インチハードディスクドライブ(HDD)ユニットがFDDと同じサイズに決められていることを指摘している。 かつてはデスクトップPCの3.5インチベイに収められていたメインストレージが、いまはクラウドベースのデータセンターにあるのだから、FDDのサイズにとらわれる必要はない、としている。 そして具体的に、信頼性を保ったまま容量や速度を上げつつ全体のコストを抑えるためには、もっと厚みのあるドライブが必要だと論じている。1つのHDDユニットの厚み
ウエスタンデジタルジャパンから登場した「WD Black2」は、HDDとSSDを合体させ、9mm厚2.5インチのフォームファクタに収めたSATA 3.0(6Gbps)対応のデュアルドライブだ。類似の製品として、SSDをキャッシュに使うハイブリッドHDDはすでに数社から登場しているが、WD Black2は、OS上からもSSD部分とHDD部分が別ドライブで認識されることが特徴だ。 上述のように、きょう体は通常の9.5mm厚2.5インチフォームファクタであり、既存のHDD搭載ノートPCの換装用としても利用できる(9.5mm厚の2.5インチHDDが収納できるものであれば)。少し古いノートPCのHDDをSSDに換装したいが、容量も減らしたくないというユーザーには、期待の製品といえるだろう。早速、その性能を検証してみた。
外周と内周で性能はこれだけ違う!? 4TBのUSB3.0外付けHDDをセットアップ 2013/01/05 キャプチャデータの保存先HDDとして使っていたRAID-0のディスクが 時々無効ファイルを生成してしまうというお話を受けて、 もう 単基構成の普通のUSB3.0 HDD を使ったほうが 安定度があって良いのではないか、というお話になりました。 ■2012/12/28 [キャプチャ用の RAID-0 ディスクでまたまた無効ファイルを発見。再フォーマット キャプチャ用の RAID-0 ディスクでまたまた無効ファイルを発見。再フォーマット] ■2012/12/29 [4TBの外付けHDDを注文完了 - 年末年始も普通に即時発送される時代 4TBの外付けHDDを注文完了 - 年末年始も普通に即時発送される時代] そこで購入したのがこの I-O DATAの4TB外付けHDD 「HDCA-UT4.
=ハードディスクドライブ(HDD)ってなに?= 「ハードディスクドライブ」とは、パソコンに記憶させたいデータを長期的に保存しておくパーツの事です。 名前が長いので、普通は「HDD」と略して表記される場合が多いです。 ハードディスクの中には金属の円盤が入っていて、これにカセットテープやビデオテープの様に磁気を使ってデータを書き込んでいます。 磁気の力で物理的に金属盤にデータが書き込まれますから、電源を切ってもデータはそのまま保存され続けます。 大事なデータがたくさん保管される、大切なパーツですね。 しかしハードディスクはパソコンのパーツの中で最も酷使される部分でもあるので、故障する事が一番多いパーツでもあります。 また、中では円盤が高速で回転していて、それにミクロン単位の動作で書き込み作業をしていますから、振動やショックに非常に弱くもあります。 パソコンを動かしている時にヘンにグラ
こんにちは、阿久津です。遂にWindows 8がRTM(Release To Manufacturing version:製造工程版)に達し、GA(General Availability version:一般提供版)のリリースまで数カ月を数えるだけとなったところで飛び込んできた、「Metro」改称のニュースには驚かされました。本誌でも報じられているように、Metroの名称を「Windows 8 Style UI」に変更するかも知れないという話題です。 確かにMicrosoftは、Metroを正式名称としてではなく、Windows Phone用のデザインシステムにおける内部コード名とブログ記事で説明していました。ですので、改称自体に何ら不思議なところはありませんが、首をかしげてしまうのは、そのタイミングです。 Windows 8がRTMに達したことを公式ブログなどを通じて発表した後で、看板
HDDはそんなに壊れるか? 〜羮に懲りて膾を吹く〜 作成 2008/12/21 Sun 公開 2008/12/22 Mon 更新 2009/08/23 Sun 目次 概要 バックアップは不可欠です 適材適所〜用途が合えば見合う寿命が有ります〜 悪い物と時期を避ける 慎重に輸送する しっかり固定する 温度と電源に気をつける まとめ おじさんの工夫へ戻る トップへ戻る 概要 HDDなど情報を記録する装置は、故障した場合、修理しても多くの場合、記録されたデータが失われます。修理しても記録した情報は取り戻せないことが多いということが、HDDを内蔵した機器を使い始めの人にはあまり実感できない事柄のようです。このため、HDDの障害に備える必要性に気が回らないようです。 HDDも通常の電子機器ですので寿命があります。またソフトウエア的な要因により記録がおかしくなることもあり得ます。ソフトウエアの要因かハ
1プラッタあたり1TBの容量を誇るHDDが2011年9月に、そして2011年12月には初の4TB HDDが秋葉原に登場した。ここ10年言われ続けている「年40%のHDD容量成長曲線に限界がやってくるのではないか?」という説は、今のところ現実になっていない。これは部材メーカーや基礎技術研究のたゆまぬ努力の結果だ。 たとえばHDDの再生ヘッドは、MR(Magneto Resistive)ヘッドよりも3倍以上感度の高いGMR(Giant Magneto Resistive)ヘッド、そして現在主流の量子学のトンネル効果を利用したTMR(Tunneling Magneto Resistive)ヘッドへと、記録面の細微化により微弱になった磁力の変化を感知できる感度の高いものに改良されてきた。 ディスク側も、内面記録方式(図1)からより高密度に記録が可能な垂直磁化膜方式(図2)へ転換されてきた歴史がある
ディスクの大容量化、高速化は着々と進み、3Tbytesの製品も手に届くようになってきた。だが2Tbytesを超えるとシステムによっては正しく認識できないことがある。その原因と対策は? 今回は2Tbytes超ディスクを追加のデータ・ストレージとして使う方法を解説。2Tbytes超ディスクからシステムをブートする方法は次回解説予定。 PCを構成するほかのパーツと同様に、ハードディスクの技術開発も急速に進み、日々、大容量化、高速化、高機能化している。一般PC向けのハードディスクなら、2Tbytesのハードディスクは1万円もしないし、少々バイト単価は高くなるが3Tbytesのディスクでも1万円台半ばで購入できる。10年前からすると、同じ価格なら容量は50倍以上にもなっている。 テラ・バイト級の大容量ディスクの例 これは3Tbytesと2Tbytesのディスクの例(Western DigitalのW
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