サッカーの北信越リーグ1部に所属し、Jリーグ入りを目指すサウルコス福井を運営するNPO法人「福井にJリーグチームをつくる会」が資金難で単独運営が厳しい状況に陥ったことが6月26日、関係者への取材で分かった。福井県サッカー協会は支援要請を受け、チーム存続に向け新たなスポンサー集めに協力するなど資金確保に動くことを決めた。 関係者によると、サウルコス福井の活動資金は主にスポンサー料やサッカースクール代のほかに、梶本知暉理事長個人の支えが大きかったという。6月に入り、梶本理事長が体調不良のため入院。選手の給与や遠征費など資金不足の問題が浮上した。サッカー成年男子チームとして出場が予定される福井国体までの単独運営も難しい状況になった。 チームを存続させようと、同つくる会事務局を中心に関係各所を回って支援を求めてきたが、十分な資金確保ができず、25日夜に福井市内で開かれた臨時の理事会で「解散もやむな