偽の薬(偽薬)でも本物の薬だと信じ込ませることで何らかの効果が見られることは「プラシーボ効果」と呼ばれている。また、偽薬は比較対照実験のためなどにも広く使われているが、この偽薬を販売する「プラセボ製薬」が注目されているらしい(INTERNET Watch)。 同社が販売する偽薬は水飴やでんぷんを主成分とするもので、「澱粉加工食品」として販売されている。当然ながら単体での医薬品としての効果はないが、たとえば薬を飲む練習に使ったり、「薬を飲みたがる認知症患者」への対応に利用できるという。 なお、お値段は200錠入りで1480円。確かになかなか面白いビジネスではある。