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ブックマーク / www.ne.jp (2)

  • オリビエロ・トスカーニによるベネトンの広告

    1980年代末からのベネトンのポスターやカタログには、基的に商品は登場せず、差別・紛争・難民・死刑制度といった問題をとりあげ、一枚の写真によって訴えているのが特徴です。人権問題をテーマにしたものが多いため、国連と共同でキャンペーンを展開しているのも多くあります。こうした広告スタイルは、ディレクターのオリビエロ・トスカーニの「広告はまやかしの幸福を描くのではなく、企業の社会的姿勢を示すものであるべきだ」という持論を具現化したものといえます。また、社長のルチアーノ・ベネトンもトスカーニの広告手法を全面的に支持し、一連のキャンペーン広告が展開されました。ベネトンでは、商品を知ってもらうには実際に店頭で手に取ってもらうのが一番で、雑誌広告やポスターであえて商品を紹介する必要性はないと考えているようです。ファッションブランドとしては後発のベネトンは、こうしたラディカルな広告表現によって注目されるよ

  • 論文の書き方

    残念ながら普段大学生は基的な論文の書き方を大学の授業で学ぶことがない。論文の書き方、というのは学生の学ぶ必須事項でありながら、大学側は誰一人として「一般的な論文の書き方」というものを教えないのだ。これは僕のゼミでもそうであり、知る限り他のゼミでもそうであるように思える。また、もしゼミ内で教授していたとしても、それは不公平であり、一般的な書き方、書く上でのルールなどのガイドラインは全学生に対して行われるべきだと思う。特に実験レポートを主とする理系論文と違って、社会科学系論文ではその内容の合理性・説得力に重点が置かれることになり、論文自体の構成がそのものの評価に関わって来ることは自明である。 ここではイギリスで一般的に学生に求められる論文の書き方を紹介したいと思う。どういった骨格でレポート、論文をまとめたらよいかわからないと悩む学生の助けになれば幸いに思う。また、この論文の展開は学問的論文に

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