宝石のようなシューズデザインで世界中の女性を魅了するクリスチャンルブタンが、ジャパン社の設立にともない来日した。新旧コレクションやデヴィット・リンチ監督によるビジュアルをお披露目した彼が、シューズデザインの奥義、リンチとの出会いを語った。 ―今回、クリスチャン ルブタン ジャパンを設立した理由を教えてください。 会社にとって、最も重要なマーケットはアメリカです。しかし、日本もとてもおもしろい市場だと捉えています。日本の女性はファッションが、そして、世界の他の国の女性と同様にシューズが大好きです。しかし、それだけでなく、日本人女性は、モノを見る、ディテールを見る目に長けている所が興味深いのです。 **―**景気の停滞がデザインに何かしらの影響を与えていますか。 不景気は逆の意味で、私のデザインに反映されていると思います。例えば、いつ死ぬかわからないという戦時中、人は普段より外に出て楽しもうと
![INTERVIEW ルブタンが語る、シューズデザインの奥義。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/680acf2fa3abfcd476a9f3f25227e6e22b2c9300/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.vogue.co.jp%2Fphotos%2F5d302a67c010120008e6b038%2F16%3A9%2Fw_1280%2Cc_limit%2F20-2001-news_lououtininterview-520-322.jpg)