カレー専門店を展開する壱番屋が廃棄処分にしたはずのカツが横流しされた問題で、小売店に売られたカツを詰めた段ボール箱に、架空の製造場所を示したとみられるシールが貼られていたことが分かりました。岐阜県は詳しいいきさつを調べています。 カツが不正に売られた小売店では、カツを詰めた段ボール箱に原材料や数量などとともに、岐阜県羽島市の食品関連会社「みのりフーズ」の名前が書かれたシールが貼られていたことが分かりました。 こうした表示では、業者の名前のあとに記載する記号で製造者や製造した場所を示すケースがあり、このシールにはアルファベットの「OM」が記されていました。 これについて、「みのりフーズ」の実質的な経営者の岡田正男責任者はNHKの取材に対し、「製造者が壱番屋であることを隠すため、架空の製造所の記号を記載した」と話しています。 こうしたシールは岐阜県が行った「みのりフーズ」への立ち入り調査でも見