「ブスは慣れる」木嶋被告との交際母親に報告…3人連続不審死公判 練炭自殺に見せかけ交際相手ら男性3人を殺害したとして、殺人罪などに問われた木嶋佳苗被告(37)の裁判員裁判の第3回公判が13日、さいたま地裁(大熊一之裁判長)で行われ、検察側の証人として、09年8月に亡くなった大出嘉之さん(当時41歳)の母・昌子さんと兄が出廷した。証言の際には、木嶋被告から見えないようにカーテンで遮蔽された。 弁護側は大出さんの死因について「木嶋被告から別れ話を切り出され、自殺した」としているが、ともに「結婚への焦りはなかった」と否定。昌子さんは大出さんから出会い系サイトに登録し、木嶋被告とメールをしていることも聞かされていた。 09年7月に木嶋被告とのデートも知らされており、初対面の印象について、大出さんは「彼女は太っている。美人は3日で飽きると言うけれど、ブスは慣れるというから、まあいいか」と話していたと