スペイン第2の都市バルセロナで、およそ180万の市民が参加し、スペインからの独立を目指す大規模なデモが行われ、独立の是非を問う住民投票の実施を求めました。 スペイン北東部のカタルーニャ州は、国のGDPのおよそ20%を占める国内最大の経済規模を持つ地域で、独自の言語や文化を持つことなどから分離独立の動きを見せています。 州の中心都市バルセロナでは11日、地元の警察の発表でおよそ180万人が参加して、独立の是非を問う住民投票の実施を求めてデモを行いました。 市民は自治州の旗の色である黄色と赤のTシャツを着て道に並び、「勝利」や「投票」を意味する大きな「V」の字を形づくりました。カタルーニャでは去年、住民投票を、ことし11月9日に行うと発表しましたが、中央政府のラホイ首相は「憲法違反だ」として実施を阻止する構えを示しています。デモに参加した女性は、「言語や文化など失った権利を取り戻すために住民投