【茨城新聞】「粘り強く復興を」 ひたちなか海浜鉄道、納豆列車を運行「納豆で粘り強く復興を」-。ひたちなか海浜鉄道は21日、「納豆列車」を運行し、水戸市のアイドルグループ「水戸ご当地アイドル(仮)」のメンバーらが乗客に納豆や同鉄道グッズ、記念乗車証をプレゼントした。 納豆列車は、同鉄道と県納豆商工業協同組合(井川敏久理事長)が本県産の納豆のPRとともに、東日本大震災からの復興の願いを込めて企画。納豆にかけて「キハ3710形」車両の2両編成で、特別デザインのヘッドプレートを装着。那珂湊駅での出発式の後、勝田-阿字ケ浦駅間を1往復した。 出発式で、井川理事長は「震災で納豆業界は苦境に立たされている。納豆列車の運行を通じ、鉄道や観光も含めて復興につなげたい」とあいさつ。アイドルグループのミニライブや井川理事長、吉田千秋同鉄道社長、磯崎久喜雄県議会議長によるテープカットが行われた。 納豆列車は7月10日の「納豆の日」にも三陸鉄道(岩手県)が運行した。
茨城新聞クロスアイ
