(以下に書くことは、当然私の実体験を踏まえてのものですが、個別具体論ではなく、一般的な話ですので、念のため。) そろそろ大学院入試(学部もそうですが)の季節ですよね。 大学院を受験するにあたっては、そこにいる教員(あるいは院生)に最低一度は会って話をした方がいいです。 こういう当たり前のことをわざわざ言うのは、事前の調査や教員との接触無しにいきなり受験、というケースが最近私の周辺で増えてきている印象があるからです。 もちろん、人文系でも大学院花盛り(は過ぎたのだろうが)で、選択肢も山ほどあり、専門領域の壁を意識的に低くした学際的な大学院も多い今日ですから、他大学の学部からの受験、複数の大学・研究科の併願なども珍しくないですし、比較的「軽い」気持ちで受験できることそれ自体は悪くはないでしょう。また結局は実力がものをいう世界ですので、いきなりの受験でも、事前に面談をしてからの受験でも、合格率は