ブックマーク / aesthetica.hatenablog.com (2)

  • 幾分老婆心ながら - aesthetica’s blog

    (以下に書くことは、当然私の実体験を踏まえてのものですが、個別具体論ではなく、一般的な話ですので、念のため。) そろそろ大学院入試(学部もそうですが)の季節ですよね。 大学院を受験するにあたっては、そこにいる教員(あるいは院生)に最低一度は会って話をした方がいいです。 こういう当たり前のことをわざわざ言うのは、事前の調査や教員との接触無しにいきなり受験、というケースが最近私の周辺で増えてきている印象があるからです。 もちろん、人文系でも大学院花盛り(は過ぎたのだろうが)で、選択肢も山ほどあり、専門領域の壁を意識的に低くした学際的な大学院も多い今日ですから、他大学の学部からの受験、複数の大学・研究科の併願なども珍しくないですし、比較的「軽い」気持ちで受験できることそれ自体は悪くはないでしょう。また結局は実力がものをいう世界ですので、いきなりの受験でも、事前に面談をしてからの受験でも、合格率は

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  • 新宿西口のオブジェのどこが問題なのか? - aesthetica’s blog

    最近学生と話題にしたことで面白かったことを忘れないうちに書いておく。 それは新宿西口にある、かの奇妙な「オブジェ」についてである。 この突起物は、1996年の新宿西口地下道からホームレスを退去させる騒動のなか、突如として作られた。 武盾一郎氏の記録が正確だとするなら、それは「道の外観を良くするオブジェ」(『東京ジャーナル』)として東京都によって設置されたものだ。そして、アーチストとして西口地下道のダンボールハウスに絵を描いてきた武氏は、このオブジェに絵を描いたことで、「政治犯」として22日間の拘留を受けている。 明らかにホームレスの排除のみを目的としたこのオブジェについては、セキュリティ社会を論じる文脈のなかで、すでに度々論じられてきた。例えば五十嵐太郎氏はそれを「排除」という観点からのアーキテクチャー(「セキュリティ戦争の空間」『新現実』vol. 2)と呼び、北田暁大氏はそれを「環境管理

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