2020年東京オリンピック・パラリンピックは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、21年に1年程度延期することが24日、決まった。安倍晋三首相と国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が電話協議で合意し、IOCがその後に開いた理事会で正式承認した。五輪の延期は夏冬通じて初めて。26日に福島県から始まる予定の聖火リレーも中止となる。 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が23日の記者会見で「パンデミック(世界的大流行)が加速している」との見解を示すなど感染拡大の終息の見通しが立たない中、計画通りの7月24日の開幕は困難と判断した。首相とともに協議に臨んだ大会組織委員会の森喜朗会長、東京都の小池百合子知事らを含めた日本側が延期を提案し、バッハ会長が同意した。
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