光市母子殺害事件の弁護人だった今枝弁護士。その後の一見すると奇異な行動は、ちょっと世の中の注目を集めたし、その顛末を彼自身が本に書いてまとめたりもした。 なぜ僕は「悪魔」と呼ばれた少年を助けようとしたのか 作者: 今枝仁出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2008/04/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 75回この商品を含むブログ (15件) を見る その今枝弁護士は、かつて、市議選に立候補して落選した。 そもそも、今も昔も、政治家を志す弁護士は少なくない。評判はどうあれ、仙谷さんも枝野さんも弁護士出身だ。 さっきTwitterでもつぶやいたのだけれど、弁護士をやっていると、政治家を志す気持ちが分かるようになる。 というのは、弁護士として様々な活動をやっていると、立場の弱い人、経済的に恵まれていない人、社会的に不当に差別されている人、いわゆるマイノリティと言われている人たちに