大村秀章愛知県知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造事件に関わったとして、地方自治法違反(署名偽造)容疑で書類送検された高須克弥・高須クリニック院長の女性秘書(68)が、自身が役員を務める企業の従業員らにそれぞれ数万円の報酬を支払って署名を偽造させた疑いがあることが16日、捜査関係者への取材で分かった。 高須氏は同日、取材に「全く関係ない。報道で初めて知った」と述べた。大村氏は「大変驚いている。(運動を)主導した河村たかし名古屋市長と高須氏に説明責任がある」、河村氏は「真面目に署名した人もいる。とんでもないことだ」とそれぞれ記者団に語った。