江戸時代のはじめ、海は皇居の近くまであった。 たいていの場所は石器時代などの大昔は地殻変動で海だったりするのだが(ドラえもんでもよく出てくる話題)、このケースはちょっと違う。 人工的に埋め立て続けて直線距離にして10キロも海岸線が遠くなったのだ。 つまり、東京駅から海に向かって歩くと、かつての海岸線を何本も越えることになる。言ってみれば年表の上を歩いているようなものなのだ。(林 雄司) 地味な企画だろう なんて地味なリードだ。年表の上を歩くって、ただでさえ地味な地理ネタに歴史が加わって小椋佳がデュオみたいになっていないか(僕は小椋佳さんファンです)。 中学校の修学旅行でバスガイドが「歴史の息吹を感じますね」って言っていたのを全く聞いてなかったのになんという転向っぷりか。 などといいながらも東京湾の海岸線の変遷である。右の年代をマウスで触るとチャカチャカ動く。 ▼マウスで文字に 触れてくださ