梅毒はここ数年で感染者数が急増している性病です。 急増し続けている梅毒 梅毒は治療法が確立されており、梅毒に感染しても医療機関で適切な治療を受けることで完治できる病気です。そのため、近年ではではあまり見られない病気となっており、梅毒患者数は10年ほど前までは年間で1,000人未満で推移していました。 最近10数年は梅毒患者数が大幅増加中 しかし、近年長い間あまり見られない病気として、年間の患者数が全国でも1,000人に満たない状況にあった梅毒ですが、平成25年ごろから患者数が増加傾向となり、令和3年では全国で7978人の梅毒患者が報告され、令和5年に至っては14,906人(速報値)となっています。 これは、患者数が増加傾向となる前の平成23年と比べるとおよそ17倍にもなる数です。 梅毒:症状や感染しやすい行為などの梅毒の詳細はこちら 妊婦の梅毒感染者が急増中 胎児に感染すると先天梅毒の恐れ