<戻る 目次 進む> 第1項:配列の欠点 第2項:メモリの確保 第3項:動的配列の要素数を拡大する [1]配列の欠点 第13章では配列の使い方を説明しました。 この配列は、多量のデータの取り扱いに非常に有効な手段なのですが、 実はいくつかの欠点があり、いささか実用性が低いのです。 配列の最大の欠点は、要素数をプログラム中で変更出来ないことです。 配列を宣言する時に、要素数を定数で直接指定するしかありません。 実行中にユーザーに入力してもらい、その値を利用するようなことは出来ません。 [ 変更できる環境 ] GCCというコンパイラでは独自の拡張により、 要素数をプログラム中で変更できるようになっています。 また、C99でも同様の機能が追加されています。 (C++ではできません) このことは、様々な目的で動作するプログラムを作るのに不便です。 例えば、会社の社員