先日、エミューの会という、出版業界のデジタル担当者の私的勉強会のスピーカーをやらせていただきました。その時、お話した内容が評判がよかったので、何回かに分けて、このblogで紹介しようと思います。 まず、最初に質問です。以下の文章にYes/Noで答えてください。 <Q1>日本は世界一のCD大国である? どう思いますか? こちらの表をご覧ください。 2009年に、日本はアメリカを抜いて、世界一のCD売上を持つ国になりました。日本もピークの半分以下に落ちているのですが、欧米の落ち込みはもっと壊滅的で、昨年、逆転しました。円高の影響も多少あるのですが、この傾向は今年も進んでいるので、しばらくの間、日本の首位の座は揺らがないようです。この事実を、「日本人はパッケージ好きだから」と好意的にとらえるか、「時代にどんどん遅れていっている」とネガティブに考えるかは、意見のわかれるところでしょうね。もうCD専
「今回は魅力的な提案だったので電子化をOKした」と語る宮部みゆきさん=横関一浩撮影新作を電子と紙の本、映像で複合的に発信すると発表した作家の大沢在昌さん(左)と角川歴彦・角川グループホールディングス会長=12日、東京都千代田区 新しいメディアと目される電子書籍に、作家たちが態度を鮮明にし始めた。「新宿鮫(しんじゅくざめ)」シリーズの大沢在昌さん、「亡国のイージス」で知られる福井晴敏さんが電子書籍への「参戦」を新たに表明。村上龍さんはすでに電子書籍制作・販売会社「G2010」の設立を発表している。読者との新しい出会いの場になるという期待の一方、紙の本へのこだわりを持ち続ける作家もいる。 ■内容をどんどん更新 「いま電子書籍は、話題として起爆力がある」。大沢さんは角川グループと組み、12月に新作「カルテット」電子版を先行発売する。「電子と紙、映像化と膨らませ、何でもやろうぜと思った」。その
鎌倉の郷土資料や利用許諾が得られた電子書籍などを公開する電子図書館サービスの実証実験が、12月から鎌倉市中央図書館などで始まる。同館に設置するパソコンで閲覧可能となるほか、公募するモニターは自宅パソコンからも見られるようになる。同館によると、県内では初の試みになるという。17日の市教育委員会定例会で報告された。 実証実験は、NPO法人「ビジネス支援図書館推進協議会」と情報システム企業「日本ユニシス」などが事業主体となる。本年度総務省の新ICT利活用サービス創出支援事業に採択された「図書館デジタルコンテンツ流通促進プロジェクト」の一環。郷土資料などが豊かで観光都市でもある同市に白羽の矢を立てた。 12月10日から来年3月末まで、同館に専用パソコンを設置。12月から市内外からモニターを募り、同月末から来年1月末ごろまで自宅で閲覧できるようにする予定だ。観光客など向けに、市内の店舗への設置も
山梨総合研究所は11月17日、今年9月18日・19日に開催されたB級グルメ祭典「B―1グランプリ」で、みなさまの縁をとりもつ隊の 「甲府鳥もつ煮」がゴールドグランプリを獲得したのに伴う経済効果の推計を発表した。 「B―1グランプリ」でゴールドグランプリを獲得したみなさまの縁をとりもつ隊の 「甲府鳥もつ煮」 同調査では、直接効果として、「鳥もつ煮等売上額」、「観光客入込」、「メディア報道」について消費増加額を推計している。 鳥もつ煮等売上額については、鳥もつ出荷増量からそば店などでの売上増分を1.81億円、関連商品(タレ、鳥もつ煮セットなど)製造企業の出荷増量などから売上増加額を2.09億円と推計している。 観光客入込については、「H21年度山梨県観光客動態調査結果からの甲府地域への入込客」、「駅前ビジネスホテル、高速道路ICの利用者の状況からB1グランプリ優勝後の観光客の増加分」、「当たり
鎌倉市中央図書館は、所蔵する郷土史の書籍などをデジタル化し、インターネットを通じてパソコン上で貸し出しできる電子図書館サービスの実証実験に参加する、と17日の市教育委員会定例会で報告した。具体的な計画は今後詰めるという。試験期間は12月10日〜来年3月末で、市は、事業者側の負担で書籍などを電子化できる利点があるとしている。 市中央図書館と情報システム会社の日本ユニシスによると、事業主体は同社とNPO法人、調査関連会社の3団体。総務省の事業として約2600万円が予算化されている。 実験は、同図書館が所有する鎌倉の近代史を中心にした書籍や写真、世界遺産登録を目指す資料、観光情報などを事業主体が電子化する。この郷土資料のほか、商用電子書籍などを含む計約千冊を、同図書館を訪れた人や市内外から公募予定の約千人がパソコンを通じて借りて見ることが出来ることを目指す。具体的な貸出期間などを含めて今後検
読書サイト「ブクログ」スタッフが開いた昔ながらの読書会。仮想空間の読書会ともいえる「ソーシャル・リーディング」はどのような読書体験をもたらすのだろうか? 古くからある「読書会」が、仮想空間で開かれたら? ネットや電子書籍の浸透とともに、新しい読書の形、「ソーシャル・リーディング」が広まっている。ウェブの特性を活かして他の読者と読書体験を共有、より理解を深めるもので、気になった部分を表示できたり、感想をツイッターに投稿したり。電子書籍端末や読書サイトなどで、さまざまな試みが始まっている。(猪谷千香) 米アマゾンの電子書籍端末「キンドル」では、ハイライト機能が使える。他のユーザーがラインを引いた部分をキンドル上に表示、最もラインが多かった部分もわかる。ツイッターやフェースブックなど外部のSNSに感想を投稿することも可能で、ユーザー間の電子書籍貸し出しも年内に開始する予定だ。 「電子書籍だからで
本日木曜日はポットチャンネル3週目です。都合により今週は観られないかと思いますが、ポットチャンネルにからめた話を。 どこの誰か忘れましたが、ポットチャンネルについて、「出版社がUstをやるのはなんか変」などとツイートしている人がいました。どういう意味で変だと言っているのかわからないのですが、インターネットによって出版社のパイは食われていて、いわば「敵」に乗ずるのが変ということかな。 この人が出版関係者かどうかもわからないですが、こういう発想は今でも出版界の古い体質の人たちの中にはあって、だから、ネット対応に乗り気ではない。しかし、どのみち出版市場は今後減っていくのだから、そのために使えるものはなんでも使うという考え方は少しもおかしくない。むしろ賢明な考え方です。 今までラジオ番組のスポンサーになって、月に300万円使ってましたと。あるいは全国紙に広告を出して、月に300万円使ってましたと
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