石垣市立図書館から、図書(AV含む)を借りたまま、返却されない資料が5000冊余りに上っている。未返却の利用者にはハガキで督促。転居先不明やそれでも返さない人には“電話作戦”で対処している。未返却者の中にはうっかりして返すのを忘れている例も多い。職場や学校、家庭ではフレッシュな気分で新年度のスタートを切った人も多いはず。手元にまだ未返却図書がないか点検してみてはどうだろうか。(南風原英和記者) 同館は、石垣市民だけでなく、竹富、与那国町民にも広く資料を貸し出している。 貸し出し期間は2週間。貸し出し後、3カ月を経過すると利用者にハガキを送り、返却期限が過ぎたことを知らせている。 しかし、督促の郵便ハガキが転居先不明で返ってくるのも多く、こういう場合は職員が手分けし、利用者に直接、電話をかけるなどして、資料の返却を求めているという。 過去5年間の未返却資料数は2004年665冊、05年717