台湾のホンハイ精密工業の傘下で、経営再建中のシャープは三重県にある亀山工場の事業を強化するため、今後、工場の従業員の数を現在のおよそ2倍に当たる4000人程度に増員する検討をしています。 生産性の向上に向けて、シャープは亀山工場で、45インチの液晶パネルの開発のほか、液晶パネルからテレビまでを全自動で生産するラインの設置などを検討しています。 亀山工場について、シャープは6日、亀山工場では新規となる事業をことし7月ごろに始める計画があるとして、工場の従業員の数を現在のおよそ2倍に増やす検討をしていることを明らかにしました。 具体的には、去年12月末の時点で、社外の従業員も含めて2000人余りいる亀山工場の従業員を、今後4000人程度に増やす検討をしているとしています。