神戸市の公立小学校で4人の教諭が同僚に無理やり激辛カレーを食べさせたり、暴行を繰り返したりしていた問題で、外部の弁護士らで作る調査委員会はこうした行為が100件余りに及んでいたとする報告書をまとめました。加害者の教諭らの個人的な資質に加え歴代の校長らが作り上げた職員室の雰囲気によっていじめを止めることができず、1人の教諭を精神的に追い詰めたと指摘しています。 それによりますとおととし複数の教諭が家庭科室で「激辛カレーの会」を開き、被害に遭った教諭を羽交い締めにして食べさせたり、本人の携帯電話から勝手に女性の同僚教諭に不適切な文言をLINEで送ったりしていたということです。 また、もっとも多くの行為が認定された教諭は日常的にひざ蹴りやプロレス技をかけるなどの暴行を繰り返していたほかプールに投げ込むなどの行為も行っていたとしています。報告書ではこうした行為が合わせて103件に上ると認定していま