中銀カプセルタワービル内部のオリジナルに近い部屋。青いカーペットも当時の色。50年近く前は、今よりずっと近未来的に見えたに違いない。カプセルの大きさは幅、高さ2.5メートル、奥行き4メートル。重さは約4トン。丸窓は直径1.3メートルで開けることはできない 箱が高く積み上がったような外観を記憶にとどめている方も多いだろう。建築家・黒川紀章氏の代表作のひとつ「中銀(なかぎん)カプセルタワービル」は、1972年、「新陳代謝」を意味する「メタボリズム」思想に基づいて建設された。「ゴッドファーザー」シリーズなどで知られるフランシス・フォード・コッポラ監督はプライベートで、また人気俳優で監督業も行うキアヌ・リーブスも自作映画ためのロケハンで、このビルの近未来とレトロが同居する独特の雰囲気に惹かれて訪れたことがあるほど、世界的にも知られている。 【写真】コッポラ監督やキアヌ・リーブスも訪れるほど世界的に
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