デパート、百貨店のような大規模店舗になると、少々目を離したすきに子供が姿を消してしまい、迷子になってしまうことがある。あるいは逆に保護者が子供の迷子に気が付かず、迷子自身が親を探して泣きじゃくる様子を他のお客が見つけることも少なくない。そのような事態に陥った場合、保護者、あるいは子供を保護した人は店の受付・相談窓口に足を運び、場内アナウンスで「迷子のお知らせ」をしてもらうものだ。今回紹介するのは、その「迷子のお知らせ」を巧みに使い、非常に深い印象を多くの人に与える、さるボランティア協会の宣伝である(【Creative Criminals】)。 これはベルギーにある、子供の養育サポートを主事業とするボランティア団体【opvoedingslijn】によるプロモーション。同団体は教育関連の博士号を持つかそれ同等の教育・訓練を受けた要員で構成された、保護者からの電話による子供の養育相談を受け付ける