特発性蕁麻疹原因のはっきりとしない蕁麻疹を特発性蕁麻疹と言います。蕁麻疹の約7割以上を、この特発性蕁麻疹が占めており、急性蕁麻疹と慢性蕁麻疹とがあります。一過性のものを急性蕁麻疹と言い、治療をすると1ヶ月以内に治ります。 1ヶ月以上たっても蕁麻疹が治らなかったり、繰り返しできたりするものを慢性蕁麻疹と言い、治療には数ヶ月かかります。慢性蕁麻疹になってしまう原因はまだ解明されていません。 アレルギー性蕁麻疹特定のアレルゲンに触れたり、体内に取り入れたりすることで蕁麻疹が起こります。主なアレルゲンには、食べ物、薬品、植物、虫などがあり、どれがアレルゲンとなるかは個人によって違います。 食べ物、薬で起こったアレルギー性蕁麻疹は、他の蕁麻疹に比べて症状が重くなることも。アレルゲンを除去することで、蕁麻疹を防ぐことができます。 アレルゲンとなることの多い食べ物には、卵、牛乳、蟹、エビ、ソバ、小麦など