「最近、老いを感じる瞬間が増えた(笑)」。内村光良、54歳。紅白の司会や“コント職人”として活躍を続ける一方、年齢の重なりとともに人生観に変化が生まれたという。親族の死をきっかけに「自分も死を意識するようになった」と明かす。 この春、新作小説『ふたたび蝉の声』を発表する。物語には、内村が歩んできた人生のエッセンスが散りばめられている。 「内村光良」はなぜ生まれたのか、そしてどこへ行くのか。作品に込めた気持ち、いまの年齢だからこそ思うことを聞いた。 (取材:BuzzFeed Japan 吉川慧) ――今回の小説は、主人公の進を中心に、姉のゆり、妻の百合子など、家族や友人たちが織りなす群像劇でした。どんな思いを込めましたか。 「家族を思う」というのを今回のテーマにしました。 主人公の進は中年俳優。妻は元女優で、大学生の娘がいる。姉のゆりは元JALのCAで、宏という年下の夫と息子がいます。軸にな
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