(1)スマートフォンユーザーの特徴(従来型携帯電話ユーザーとの比較) ア 主な情報通信機器の世帯保有状況 ICT利用者の側からみて、スマートフォンの普及は、情報通信機器の全体の普及動向のなかで、どのような位置にあるのだろうか。主な情報通信機器の世帯保有状況について、平成23年通信利用動向調査により、過去5年間の推移をみたのが図表2-2-3-1である。携帯電話・PHS(スマートフォン含む)は、保有率が最も高く、ほぼ横ばいで推移しており、基本的な情報通信手段としての位置付けを維持している。スマートフォン39、タブレット端末については、平成22年から調査を行っているが、平成23年にはスマートフォン(再掲)の保有率が9.7%から29.3%と3倍増となる一方で、タブレット端末は7.2%から8.5%と、微増にとどまっている。パソコン保有率は、平成21年から減少傾向にあり、平成21年の87.2%から平成