「デザイン・シンキング」とは、文字通り、優秀なデザイナーやクリエーターの思考を学ぶことで、固定概念や業界常識にとらわれない自由な創造力・発想力を生み出すための手法です。 実はこの「デザイン・シンキング」事体は新しいキーワードではありません。アメリカのコンサルティング会社IDEOの動きとして、10年前から日本でも提唱されていました。それが2013年に各社成功事例が出始め、2014年は「デザイン・シンキング元年」といえそうな勢いになっています。 一般企業だけでなく、ボストン・コンサルティング・グループやアクセンチュアといった大手コンサルタントもデザイン・シンキングの手法に強い関心を寄せています。 現在の日本のような成熟市場では、既存の延長上にある発想では大きなヒットを生み出すことは難しいのが現状です。新しい問題を発見し、ゼロベースから発想することが求められるこの時代に「デザイン・シンキング」の