本誌2013年7月号(6月10日発売)の特集は「広告は変われるか」。これに合わせ、HBR.ORGで展開された「広告の未来」特集から8本の記事を厳選し、お届けする。第7回は、日本でも最近注目されている「ネイティブ広告」について。オンライン広告の需要が増加の一途をたどるなか、ネイティブ広告の定義が曖昧なままでは規範が失われ、混乱が高まる一方であると筆者は警鐘を鳴らす。 2013年のマーケティング関連のバズワードといえば、「ネイティブ広告」だろう。「次の流行はピンタレストじゃなかったの?」などと言っている間に、ブランド、メディア企業、マーケティング代理店などが、我先にとネイティブ広告人気に便乗している。 しかし、広告業界が「ネイティブ広告」という言葉をどう定義しているのかについては、議論が分かれるところだ。多くの人は、ネイティブ広告とは地方紙や全国誌でよく見る古典的な記事広告の、婉曲化されたデジ
最近、BuzzFeedやThe Huffington Pos[...]最近、BuzzFeedやThe Huffington Post、New York Timesなど海外のメディアが新しいオンラインメディアの広告手法として取り入れているネイティブ広告ですが、日本でもネイティブ広告は最近注目をされ始めてきています。ネイティブ広告について簡単にまとめてみました。 ネイティブ広告とは 未だ、ネイティブ広告という言葉の定義が明確にされていなく、オンライン上の記事広告などを思い浮かべる方も少なくはないでしょう。ネイティブ広告とは何か、米Twist Image社のミッチ・ジョエル氏は下記のように定義をしています。 「技術的なフォーマットとコンテンツの両面で、対象となる媒体のためだけに特化してつくられた広告(両方ともその媒体に固有――ネイティブ――のものであり、他のコンテクストでは使用できない広告)」
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