「嫌われる勇気」で一躍日本でも”アドラー”と いう名前が知れ渡るようになりました。 アドラーは 「世の中に存在するすべての悩みは人間関係の悩みである」 といいました。 確かに、「劣等感」とは 他人と自分を比較するときに生じる感覚であるため、 これも人間関係の悩みの1種であることは言えそうです。 では、具体的に、アドラーは「劣等感」に対して、 どう言及しているのでしょうか?? また、人は「劣等感」を抱えたとき、 それにどう対処していけばいいのでしょうか?? これから、一緒に考えていきましょう。 1、 「劣等感」とは?? まず、劣等感の定義から考えていきましょう。 「劣等感」とは、自分と他人を比較して、 自分のほうが劣っていると感じる状態を指します。 「あの人、きれいだなあ・・それに比べて私は・・」 「あいつ、勉強も運動も何でもできてうらやましい!!」 こういった例は「劣等感」を表す典型例です