富士通研究所が「Linked Open Data」へのリンクを自動的に付与し、データの利活用を推進する技術を開発した。実証実験を進め、2015年中の実用化を目指す。 富士通研究所は1月16日、Linked Open Data(LOD)へのリンクを自動的に付与する技術を開発したと発表した。国や企業が所有するデータと世界中で公開されているとの間で、同じ対象を表現するデータを発見し、リンクを自動的に付与するという。 LODは、Linked Data形式で公開されているデータセット群で、特定のアプリケーションに依存せず、異なるWebサイトに存在するデータ同士をリンクできる。2013年現在で約340の主要なLODデータの公開サイトがあり、全体では400億項目のデータ量がある。 LODの個々のデータは、異なるWebサイトで公開されているデータにリンクを付けることが推奨されているが、ほかのWebサイトの
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