静岡理工科大学情報学部コンピュータシステム学科菅沼研究室のページです.主として,プログラミング言語( HTML,C/C++, Java, JavaScript, PHP, HTML,VB,C# ),及び,システムエンジニアとしての基礎知識(数学,オペレーションズ・リサーチやシステム工学関連の手法)を扱っています.
狭義のウイルスとは、ウイルス単体では存在できず、他のプログラムに寄生していくことで自身を増やしていき悪事を働いていくプログラムです。最近流行しているウイルスの中には、単体でも存在できるものがあるため、狭義のウイルスには分類されませんが、その挙動を知っておくと役に立つでしょう。 まず、ウイルスが感染する場所(対象)ですが、大まかに分けて次の3箇所がよく知られています。 1.ソフトウェアなどのプログラムファイルに感染するタイプのウイルス 2.WordやExcelなどの書類ファイルに感染するタイプのウイルス 3.フロッピーディスク、ハードディスク(HDD)などのディスクアクセス時の読み込み領域に感染するタイプのウイルス ウイルスが作動するのは、その感染したプログラムが実行されるときになります。ウイルスもプログラムなので、実行されなければ何も動作をしません。 そして、ウイルスがプログラムファイルの
Step 3. その他記入事項 査読専用アブストラクト(2,000字程度) 本研究では,プログラムの制御フロー解析からAPI推移(あるAPIが呼ばれたあとに呼ばれるAPIの組み合わせの頻度)からマルウェアを静的に分類する方法について提案する.この方法では,検体の表面的な特徴であるバイナリコードの並びに依存せずに,検体の構造に基づく本質的な特徴を捉えることができることができる.ゆえにマルウェア作成者側による,僅かな改変で分類が変わってしまうことがない点が利点である. アンチウイルスソフトウェアは新たなマルウェアを検出するために,頻繁に更新が行われている.マルウェアはかつては技術的な興味などから作られていたが,今日ではマルウェアは主に営利目的で作られている.マルウェアはその目的のためにアンチウイルスソフトウェアによる検出を回避する必要があり,ゆえに同様に頻繁にマルウェアはわずかに改変されて配布
我々が期待しているのは「人の手を下した結果、起こる何か」 キャラクター(テキスト列)をリアルタイムで打ち込むライブコーディング(Live coding)という演奏スタイルがある。人が電子音に介入する新しい手段として、これは実に興味深い。まずは百聞は一見にしかず。ただ、じっと見て欲しい。 キャラクターを操作しているだけの映像に過ぎないが、不思議なことに音と操作がシンクロしはじめ、音楽の演奏を見ているような気分になる。これは入力されるキャラクターのパターンと音の関係を、画面を見ているうちに視聴者が学習するからだろう。 この演奏はアレックス・マクリーンという、ロンドン大学のゴールドスミス・カレッジ※1の学生によるもの。彼はHaskellというプログラム言語のコードを、OSC※2を介してSuperCollider※3に送るところからこのプロジェクトを始めたらしい。 電子音の演奏にどうやってフィジカ
マルウエア(悪質なプログラム)の挙動を把握することは、感染を未然に防ぐために重要である。また、感染してしまった場合に被害を最小限に抑えるためにも重要である。ネットワークにどのような影響を与え、システムにどのようなダメージがあるのかを知れば、何らかの対策を講じることができる。 マルウエアに関する情報は、アンチウイルス・ベンダーのWebサイトから入手できる。しかし、すべてのマルウエアについて、十分な情報がタイムリーに提供されていないという問題点がある。例えば、特定の地域や企業、団体を狙ったマルウエアの場合には、被害状況を把握できなかったり、マルウエアのサンプルが入手できなかったりするためにベンダーの対応が遅れてしまう。 もし自分でマルウエアを解析することができれば、アンチウイルス・ベンダーの情報提供を待たずに手を打てる。そこで、専門家ではないエンジニアでもマルウエアを解析できるように、マルウエ
プログラムの実行に掛かる時間を把握しておくのは、プログラミングを行う上で基本的な注意点です。今回は、計算量のオーダーについて学びながら、TopCoderのMedium問題を考えてみましょう。 プログラムの実行時間 業務としてプログラミングをされている方には釈迦に説法かもしれませんが、プログラムの実行に掛かる時間を把握しておくのは、プログラミングを行う上で基本的な注意点です。そしてこれは、TopCoderなどのコンテストでプログラムを組む際にもよく当てはまります。通常、こうしたことは感覚的に理解している方がほとんどだと思いますが、具体的にどれくらいのループを回すと何秒掛かる、といった基準を持っている人は少ないのではないでしょうか? 非常に基本的なことですが、プログラムの実行時間に関して再確認しておきたいと思います。 TopCoderの制限に関して TopCoderでは、実行時間およびメモリ使
動的計画法とメモ化再帰 今回は、非常によく用いられるアルゴリズムである、「動的計画法」「メモ化再帰」について説明します。この2つはセットで覚えて、両方使えるようにしておくと便利です。 なお、メモ化再帰に関しては、第5・6回の連載の知識を踏まえた上で読んでいただけると、理解が深まります。まだお読みになっていない方は、この機会にぜひご覧ください。 中学受験などを経験された方であれば、こういった問題を一度は解いたことがあるのではないでしょうか。小学校の知識までで解こうとすれば、少し時間は掛かるかもしれませんが、それでもこれが解けないという方は少ないだろうと思います。 この問題をプログラムで解こうとすると、さまざまな解法が存在します。解き方によって計算時間や有効範囲が大きく変化しますので、それぞれのパターンについて考えます。 以下の説明では、縦h、横wとして表記し、プログラムの実行時間に関しては、
第1章 はじめに C言語とは・・・簡単な特徴 Cプログラムの作成手順・・・作成~実行の手順 Cプログラムのスタイル・・・書き方の基本 第2章 データの扱い 定数・・・値を変えないもの 変数・・・メモリ上に実際に用意された作業エリア 配列・・・同種のデータ型を集めたもの 文字と文字列・・・文字データと文字列データとの違い 第3章 基本的な演算子 代入演算子・・・= 算術演算子・・・+, -, *, /, % インクリメント/デクリメント演算子・・・++, -- 第4章 型変換 暗黙の型変換・・・コンパイラが自動的に行う型変換 明示的型変換(キャスト)・・・強制的な型変換 第5章 標準入出力関数(1) printf() 関数・・・CRT画面に書式つきで出力 printf()の表示を整える・・・出力桁数の指定 scanf() 関数・・・キーボードから書式つきで入力 scanf() 関数の注意事項
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