2018年8月22日~24日の3日間、神奈川・パシフィコ横浜にて開催されていた国内最大のゲーム開発者向け技術交流会、CEDEC2018。最終日となる開催3日目に行われたセッション、“「モンスターハンター:ワールド」飛躍を支えた3つの開発改革”の模様をお届けする。 ステージには、カプコン 第二開発部 第一開発室に所属する3人の開発者が登壇。つい先日の8月20日、全世界での出荷本数が1000万本を突破した『モンスターハンター:ワールド』(コンシューマー版、PC版、各ダウンロード版販売実績を含む)は、如何にしてカプコン史上最大のヒット作となったのか。開発チームのエンジニアにとって画期的ともいえる改革について語られていった。 本日の講演内容は、開発改革について3つのテーマに分けて行われた。それぞれの主題は、以下の通り。 モンスターとハンターの“作り方”改革 マルチプレイにおける“設計”改革 長期大