InnerExceptionについて あるエラーが発生した場合、それを別のエラーとして扱いたい場合がある。例えば、ファイルが見付からないときに、それを「ファイルが見付からない」というエラーとして処理するのではなく、何らかのパラメータ・エラーとして扱いたい場合があるだろう。つまりプロシージャに渡すパラメータの値の問題であると捉えたい、というわけだ。そういう場合、1度エラーをトラップしてから、もう1度エラーを発生させるという方法が可能である。実際にVB 6でそれを記述した例を以下に示す。 1: Private Function GetData(ByVal filename As String) 2: On Error GoTo errorHandlerInCalc 3: Open "c:\" & filename & ".txt" For Input As #1 4: Close