前回まではコマンド プロンプトの基本的な使い方を解説したが、今回からは、コマンド プロンプトを使う大きな目的の一つである、スクリプト(バッチ ファイル)について見ていくことにする。 スクリプトとは? コマンド プロンプトの使い方の1つは、ユーザーが直接コマンドを打ち込んで何らかの処理を行うものだが、もう1つの使い方としてスクリプト ファイルを使った処理がある。簡単にいうと、スクリプト(script、台本という意味)とは、コマンドをあらかじめ記述したファイルを用意しておき、それを使ってコマンドを(人手を介さずに)連続実行させるものである。ある意味プログラムの1種でもあるので、スクリプトを記述することをプログラミングと呼ぶこともある。 ただし一般のプログラムは、ワープロや表計算といった高度なアプリケーションの開発も含まれるが、スクリプトは、プログラムのうち、簡易な機能のものを指していうことが多
![第3回 スクリプト入門(その1)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6e84fc6ab06f31b2e64248cbfc92fe06deb5bab5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_ait.gif)