ハフポスト日本版ニュースエディター 特集「#だからひとりが好き」ディレクター News Editor, HuffPost Japan
不安定な政治・発展する経済 2016年のタイ王国の名目GDPランキングは26位。 アジアで言うと、中国、日本、インド、韓国、インドネシア、台湾に次ぐ6位です。 日本を始め先進国のメーカーの工場がいくつもあり東南アジアの製造業の拠点となっており、首都バンコクは自他共に認めるメガシティ。新たな文化や産業が生まれる先端都市です。 一方で政治的には混乱が続き、2014年に軍部によるクーデターを経て、2017年現在の首相は陸軍出身のプラユット・チャンオチャです。2016年9月には政治のバランサー的存在だったプミポン国王(ラーマ9世)が崩御されたことで、国民を統合する求心力が失われ、政治的に不安定になることが懸念されます。 戦後のタイの政治・経済史を見ていくことで、この不安定な政治と発展する経済の背景にあるものが見えてきます。 今回は前編で、ナショナリストのピブーン政権が崩壊するところから、1970年
Merve Sebnemさん提供トルコ軍の一部勢力が15日夜(現地時間)、首都アンカラや最大都市イスタンブールに戦車を展開、国際空港を一時占拠し、ボスポラス海峡の橋を封鎖するなどしてクーデターを試みました。しかし全権を掌握するには至らず、エルドアン大統領はイスタンブールで演説し、「クーデターの試みは失敗した」と鎮圧を宣言しました。 グーグルマイマップで筆者作成英BBC放送によると、クーデターを鎮圧するための交戦で161人が死亡、1440人が負傷しました。軍高官を含む兵士2839人が逮捕され、裁判官2745人が解雇されました。反エルドアン勢力はこれを機に排除されたとみられます。 Merve Sebnemさん提供イスタンブール在住の女性ブロガーMerve Sebnemさんがツイッターでいかに早くクーデターが市民により鎮圧されたかを写真や動画付きで報告してくれています。Merveさんに連絡を取り
まぁ絶版なので最初は書評書かなくてもいいかと思ったのだが、やはり本書の幕末史における重要度から言っても紹介しておく方が良いかなと。2007年の本なので、たぶんあと五年か十年かしたら中公文庫なり講談社学術文庫なりから再販されるんじゃないかと思うが、とりあえず良い本なので、古書なり図書館なりで一読おすすめします。一応、先日紹介した同じ著者の「江戸幕府崩壊 孝明天皇と「一会桑」 (講談社学術文庫)」2~5章で同時代の大まかなアウトラインはつかめます。 天皇の地位の急激な上昇日本近世・近代政治史上最大のテーマ、それは「天皇は何故これほど急激に地位を向上させたのか」ということだ。 豊臣氏を滅ぼした徳川幕府は元和元年(1615)、禁中並公家諸法度を制定して天皇と朝廷を事実上支配下に置いた。表面上幕府と朝廷は対等という体裁を整えてはいたが摂関家以下公家は将軍に臣従し、武家伝奏を通じて朝廷統制が行われ天皇
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