気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 前回、「世の中、何が起こるか分からない」と申し上げました。 霧の中でどこに林檎の林があるか分からないなら、思いつくすべての方向に誰かが行ってみればよいのです。林が1つであれば誰か1人が、2つあれば2人が発見できるでしょう。 その他全員は失敗しますけれど。 この時、成功した1人ないし2人は自分の「ヨミ」に応じて先行者利得を得るべきです。しかしながら、これは多くの失敗者の努力の上に成り立った偶然であると考えれば、排他的利益を主張すべきではなく、全体の厚生水準の向上にも役立てるべきです。失敗者も再起する機会を得て、今度は李の林を探しに出てもよい。 そうした相互扶助的社会システムを構想することが、今、必要なのだと思います。 「視点の固定化」が可能性の
![「友愛」という甘い響きは、進取の気性を失わせる:日経ビジネスオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/05f492a9ba706b05ca8fd61b1840b099fb59fdc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkeibp.co.jp%2Fimages%2Fn%2Fnbo%2F2011%2Fcommon%2Fnbologo_ogimage.png)